問題の一角を改良工事

一番手前の列はモロヘイヤがイマイチで、その後有機石灰を投入して消毒した後、状態を見る為に葉物と豆を植えたがそれすらまともに育たぬという有様で、コレではまずいと本格的な消毒をする事にした。

以前から予定していた石灰窒素を投下してみた。

コイツは化学肥料であり農薬としても登録されている代物で、取り扱い注意の危険物で基本、毒物である。

とは言っても別に使うのに資格が要る訳でも無いし、フツーの園芸店に行けば大抵何処でも売っている物である。

コイツを撒いた所は半月程は毒で何も育てられないが、逆にその毒が悪いものを排除してくれて、その毒が分解されると肥料に変わり、更には名前の通り土壌酸性度の中和と周辺の粗大有機物の腐熟を促進する効果(ようりんも同じ)が有ると言う非常に便利な物質である。

なので蒔く前に穴を掘りたっぷりと粗大有機物を放り込んで埋めてから投下、石灰窒素の効果を最大限に活かして使ってみたつもりだ。

例え農薬や化学肥料の扱いでも、土壌に有用な効果の有る資材は効果的に使うのが、エコロジー農法への正しい道だと自分では思っている。